ボルタレンは、素早く浸透し、炎症を鎮め、痛みを和らげます。ここでは、ボルタレンが痛みをとる仕組みについて、ご紹介します。
ボルタレンとは?
ボルタレンは、ジクロフェナクナトリウムを有効成分として配合する非ステロイド性消炎鎮痛剤です。ジクロフェナクナトリウムは、痛みや炎症を起こす物質であるプロスタグランジンの産生を抑制し、痛みを緩和し、炎症を鎮めます。
ボルタレンの種類
ボルタレンには、テープ、ゲル、ローション、スプレーの4タイプの製品があります。それぞれの特徴について、ご説明します。
非ステロイド性消炎鎮痛剤
ボルタレン
ボルタレンテープ

- ジクロフェナクナトリウムを配合したテープ剤です。
- 有効成分が素早く患部に浸透し、炎症を鎮め、痛みを和らげます。
- 1日1回貼れば、効果が24時間持続します。
- つらい腰や肩の痛みに、特にテープLは面積の広い部位への使用に適しています。
ボルタレンゲル
- ジクロフェナクナトリウムを配合したゲル剤です。
- べとつかず、乾きが早い、速乾性アクアゲルです。
- 伸びがよく、ひざや関節はもちろん、肘、手首などのよく動かす部位にも簡単に使用できます。
- 繰り返し、すりこむ必要はありません。(何度もこするとポロポロはがれることがあります。)
ボルタレンローション
- ジクロフェナクナトリウムを配合したローション剤です。
- 手を汚さず、広い範囲に一気に簡単に塗れ、乾きやすいローションです。
- 肩や首すじなど見えやすい部位への使用にも適しています。
ボルタレンスプレー
- ジクロフェナクナトリウムを配合したスプレー剤です。
- 手を汚さず、使いやすいスプレーです。
- 脚(ふくらはぎや太もも)の筋肉痛など広い患部に素早く噴射できます。