お医者さんに
聞いてみよう

井尻整形外科院長 井尻慎一郎先生
医学博士
1982年大阪医科大学卒業。大阪医科大学一般消化器外科を経て、京都大学医学部整形外科入局。以後、神戸市立医療センター中央市民病院などに勤務。2000年神戸市にて井尻整形外科を開業。現在に至る。
著書、監修書多数出版。代表作に「筋肉のからくりTJMOOK」(宝島社)「痛いところから分かる骨•関節・神経の逆引診断事典」(創元社)などがある。多くの患者さんの診療に基づく豊富な経験と深い知識をもとに、「良質な医療の提供」をモットーに日々の診療に努めている。

Q3

ジョギングやフィットネスが趣味だったのですが、最近はひざ関節が痛くて、動くのもおっくうです。
きちんと対処すれば、また以前のように趣味を目いっぱい楽しめるようになりますか?
(60代女性)

A.まずは痛みを抑えてから、
適度な運動で筋力をつけましょう

関節痛の原因は、滑膜の炎症

痛みのせいで好きなことを我慢しなければいけないというのは、とてもストレスをお感じになると思います。

ここでは関節痛への正しい対処法についてご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

皆さんは関節痛が起こるメカニズムをご存じでしょうか?
骨と骨を連結する関節にはクッション機能となる関節軟骨があって、その周囲は骨をスムーズに動かす潤滑油の役割を担う関節液と、関節液を分泌する滑膜、じん帯からなる関節包に覆われています。
関節軟骨は、加齢や過度の負荷によって擦り減っていきます。

関節のクッションが擦り減ると滑膜に炎症が起こり、
関節液がたまり、痛みの原因となります。
これが関節痛の起こるメカニズムです。

まずは痛みを抑える

痛みが強いと動きが制限され、関節周りの筋肉が衰えて関節が緩んでしまい、さらに負担がかかる、という悪循環に陥ることがしばしばあります。ですから、動きを制限している痛みを取り去ることから始めてください。
関節痛の痛みを抑えるためには、炎症を起こしている滑膜をケアしなければなりません。そのためには滑膜の炎症を抑える第二世代の外用消炎鎮痛剤を使うことをおすすめします。

 

適度な運動で筋力をつける

炎症を抑えて痛みを和らげるのと同時に、ひざへの負担を軽減させることが重要です。擦り減った軟骨は再生しないので、できるだけひざ関節にかかる負荷を減らしてあげることが大事なのです。
水中ウォーキングなどの適度な運動や筋カトレーニングを行い、関節周りの筋肉を強化することや、太っている人は少しでも減量することなどが関節への負担軽減につながります。
また、下記のような体操を行うと、ひざに作用する大腿四頭筋(太ももの筋肉)を強くすることができますので、試してみてください。

寝て大腿四頭筋を強くする体操
(両足各5回で1セット1日3回)

❶仰向けになり、ひざの下にクッションになるもの(丸めたタオルや座布団など)を置きます。

❷これをひざでグッと押しつぶし、太ももの裏の筋肉が働いていることを意識しながら3~5秒保ちます。逆側の脚も同様に行います。

Q1

腰痛がひどいです。ベッドから起き上がるのもつらいような、強い痛みがあります。
外用消炎鎮痛剤にはいろんな成分があるようですが、私にはどのような成分が合いますか?
(40代男性)

A.鎮痛作用にすぐれた第二世代の成分がおすすめです

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Q2

つらい肩こりに悩まされています。湿布で対処していますが、襟元からはみ出て目立つので、
外出時に使うのはためらってしまいます・・・私に合うものはありますか?
(30代女性)

A.痛みのある場所や、
使用するシーンなどで使い分けると便利です

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