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ひざの痛みについて解説

ひざの痛みについて

ひざの関節は、複雑な構造をしており、損傷を受けやすい部位でもあります。 特にランナーは、ひざにダメージを受けやすい傾向にあります。 その原因と対処法について、みていきましょう。

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ひざの痛みの症状

ひざは年月を経て摩耗していくために、歳を重ねると膝の痛みを訴える人が増えます。​ その症状は、原因や痛みの程度によって様々ですが、体重が重いとひざに負担がかかり、トラブルが多くなりがちです。​ ひざは動く際に必要となる部位なので、痛みがあるとスポーツができなくなるばかりか、歩いたり階段を上がるといった単純な動作も簡単にはできなくなります。

突然の膝の痛みは、ひざの酷使や負傷によっておこります。

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ひざのトラブルで最も多いのは、ひざに力がはいらない、ぐらつく、ひざ折れしそうになるといったことです。

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その他に、ひざがこわばる、ぽきぽき鳴る、ひざが曲がらない、伸びないと言った症状もあります。

ひざの痛みは関節を覆う滑膜(かつまく)が傷ついて起こる炎症が原因

ひざの痛みは、ひざの軟骨がすり減ることで、 関節を覆う“滑膜(かつまく)”が傷ついて起こる炎症が原因です。 痛みを抑えるためには、 炎症を起こした滑膜をケア しなければなりません。

歩行中、ひざにかかる負荷は体重の約2倍と言われています。過度の負荷や加齢などによって関節軟骨がすり減ると、ひざの滑膜に炎症が起こります。

膝の関節がすり減る原因を示したイラスト

すり減った軟骨は再生しません。 痛みの元となる炎症を抑えるには、 消炎鎮痛剤が適しています。

ひざが痛くなる原因は?

ひざの痛みの原因は様々です。スジを違える、足をくじく、靭帯を痛める、軟骨を痛めるといった怪我が原因である場合もありますし、変形性関節症(関節の炎症)、腱炎(腱の炎症)、滑液包炎(膝のクッションである液体の入った袋の炎症)といった生体反応が原因の時もあります。

自転車を漕いでいるアイコン

スポーツ

ひざの障害はアスリートによく見られます。ひざの靭帯が断裂した場合は(靭帯損傷)、突然膝の痛みに襲われます。一方、ランナーズニー(腸脛靭帯炎)は、繰り返しひざを曲げる動作を行う人に見られます。ウォーキングや、ジョギング、ジャンプを繰り返す運動、サイクリングといったスポーツによっても引き起こされます。ランナーズニーの痛みはひざ頭の周りに出ます。ひざの使い過ぎ、負傷、骨の形成異常、筋力の低下が原因であるといわれています。

膝に注目したアイコン

その他

ひざの障害は、変形性関節症などが原因で少しずつ悪化することがあります。骨盤や脚に問題があれば、うまく歩行できなくなり、ひざにも負担がおよびます。もしそれで、ひざを痛めると、たとえそれがすぐに治ったとしても、将来的に同じトラブルを繰り返しやすくなります。

半月板のイメージさせるアイコン

痛みの原因を特定する

靭帯や半月板(関節にかかる衝撃を吸収し関節を安定させる軟骨)が損傷すると、ひざの脇に痛みがでます。ひざ頭の痛みは、滑液包が炎症をおこしているか、または軟骨に問題があるせいかもしれません。変形性関節症の場合は、ひざの裏側が痛くなり ます。

ランナーズニーとは?

アスリートやランナーに多い、ひざの障害です

ランナーズニーになると、以下のような症状がでます。

  • ひざの裏側やひざ頭の周りに痛みがある
  • ひざを曲げると痛い
  • 坂道や階段を下るときに痛みがでる
  • ひざが腫れる
  • ひざがぽきぽき鳴る。ひざがぎしぎしする

ひざの安静を保ち、鎮痛消炎剤を使用しましょう。

足の骨をイメージさせるアイコン
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